はじめに:ゴルフスクール選びの第一歩
ゴルフを始めようと思ったものの、どこから手をつければいいのか分からない——そんな気持ちで過ごしていた私。「いつかゴルフを始めたい」と思いながらも、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
そんな時、ゴルフ経験のある知人にアドバイスを求めることにしました。
「室内と屋外、どっちがいいと思う?」
知人からの回答は明確でした。
「最初は、自分の打ったボールが実際に飛んでいくのが見えるレッスン場の方がいいよ。モチベーションも上がるし、実際のボールの動きを確認できるからね。」
この言葉を胸に、自宅から車で気軽に通える範囲でレッスン場を探し始めました。
自分に合ったコーチ選びが大切
インターネットで見つけたゴルフレッスン場。まずはフロントへ電話をして、初心者向けのレッスンについて詳しく質問してみました。
「全くの初心者なんですが、やさしくて、分かりやすく教えてくれるコーチはいますか?」
幸いにも、そのレッスン場には数多くのコーチが在籍していて、私の要望に合ったコーチを紹介してもらえることになりました。初心者には、この「自分に合ったコーチ選び」が実は最重要ポイントだったのです。
初めてのレッスン日:緊張と期待
レッスン当日。広い練習場の中にあるレッスンエリアを探して、少し迷子になりながらも何とか到着。
クラブもまだ揃えていなかったので、中古で購入した7番アイアン1本だけを持って、緊張した面持ちで向かいました。「これでいいのかな…」と不安でしたが、後で分かったことですが、最初はむしろシンプルな方がいいようです。
優しくイケメンなコーチとの出会い

期待通り(それ以上!)のコーチとの出会い。優しくて、さらにイケメン✨というボーナス付き!
最初はクラブの握り方から丁寧に教えてくれました。
- グリップの基本姿勢
- 正しい立ち方
- スイングの基本動作
そして、何よりも大切なのは「まずはゆっくりボールを打ってみること」。難しいことは考えず、ボールに当たる感覚を掴むことから始めるように教えてくれました。
初めてのショットで芽生えたゴルフ愛
人生で初めて、ちゃんとしたフォームでボールを打った瞬間。
うまく飛ばなくても、ボールが前に進んでいくのを見るだけで、不思議な達成感と喜びがありました。「もっと上手くなりたい!」そんな気持ちが自然と湧いてきたのです。
クラブ選びも大切なステップ
レッスンを数回重ねた頃、7番アイアン1本だけでは限界を感じるようになり、クラブセットの購入について相談しました。
コーチは親身になって相談に乗ってくれ、こんなアドバイスをくれました。
「最初は高価なセットを買う必要はありません。まずは安価な入門セットで十分ですよ。最近は安いクラブでも性能が良くなっていますから。」
この言葉に勇気づけられ、手頃な価格のビギナー向けセットを購入。負担にならない投資で始められたことは、長く続ける上で大きなポイントになりました。
段階的に学ぶレッスンの進め方
約12〜15回のレッスンを通じて、段階的にスキルを磨いていきました。
- アイアンショットの基礎:まずは7番アイアンで基本を徹底的に
- アプローチショット:グリーン周りの繊細なショットの打ち方
- ドライバーショット:いよいよ飛距離を出すためのテクニック
一度にたくさんのことを学ぼうとせず、一つずつ確実にマスターしていく方法は、初心者の私にはぴったりでした。
レッスン仲間との出会いも楽しみの一つ
同じレッスンを受ける仲間たちとの交流も、ゴルフを始めた大きな収穫の一つ。
- お気に入りのクラブの話
- 初めてのラウンド体験談
- おすすめのゴルフ用品情報
ゴルフという共通の趣味を通じて、新しい仲間ができたことは、想像以上の喜びでした。
技術面だけでなくメンタル面のサポートも
ゴルフは技術だけでなく、メンタル面も大切なスポーツ。
思うように当たらない日もあれば、何をやってもうまくいかない日もあります。そんな時、コーチは技術面だけでなく、心の持ち方についても優しくアドバイスしてくれました。
「うまくいかない日もゴルフの一部です。焦らず、基本に戻りましょう。」
この言葉に何度救われたことか。今でも調子が悪い時は、単発レッスンを予約して、コーチに相談するようにしています。レッスンを受けるたびに、自分の認識の誤りや癖が明確になり、また前向きな気持ちで続けられるようになります。
これからゴルフを始める方へのアドバイス
ゴルフを始めようと考えている方へ、私の経験からのアドバイスをいくつか。
1. まずはレッスンから始めよう
独学でも始められますが、最初の数回だけでもプロのレッスンを受けることで、正しい基本フォームが身につきます。悪い癖がつく前に正しい技術を学ぶことは、長い目で見ると遠回りではありません。
2. 自分に合ったコーチを選ぼう
コーチにもさまざまなタイプがあります。
- 厳しく指導するタイプ
- 優しく励ますタイプ
- 理論的に教えるタイプ
- 感覚で教えるタイプ
フロントの方に自分の希望をしっかり伝えて、相性の良いコーチを紹介してもらいましょう。
3. 最初は道具にこだわりすぎない
最初から高価なクラブを揃える必要はありません。基本的なセットで始めて、徐々に自分のスタイルや好みが分かってから投資するのが賢明です。
おわりに:楽しいゴルフライフのために
ゴルフは一生楽しめる素晴らしいスポーツです。始めるのに遅すぎることはありません。
私自身、ゼロからのスタートでしたが、適切なレッスンと前向きな気持ちで、今ではかけがえのない趣味になりました。
皆さんも、ぜひ一歩を踏み出してみてください。新しい世界が広がっていますよ!
このブログがあなたのゴルフライフの一助になれば幸いです。